このサイトは汎用性と持続可能性を考慮した市民参加型調査支援システムの研究紹介ページです
近年、環境保全意識は世界的に高まっています。2015年9月の国連サミットで採択されたSDGs(Sustainable Development Goals)の目標11、15では、持続可能な社会の創造に生態系の保全が挙げられました。
生態系を守るための取り組みは全国各地で行われています。この取り組みのひとつに、市民参加型調査があります。
私たちは、研究者と市民が一丸となって課題解決に取り組む市民参加型調査を支援するシステムの研究開発を行っています。
システムの汎用性と持続可能性を考慮し、様々な用途で利用できるシステムを構築します。
調査作成時に対象種、調査期間を自由に設定できます。毎年決まった時期に調査を行うように設定することも可能です。
調査項目を追加することができます。例えば、対象種を発見した場所の周辺環境について入力したり、発見時の天気を、あらかじめ設定した選択肢の中から選んでもらうこともできます。
調査ページにアクセスすることで、PCやスマートフォンなど様々なデバイスを用いて、誰でも簡単に報告を行うことができます。
発見地点はGPSを用いて自動入力されます。また、発見数を1~200までの間で入力でき、対象種の画像を3枚まで報告できます。
報告は調査ページの地図上に表示され、報告数をもとにヒートマップの表示が可能です。また、報告数などのデータはグラフで表示されます。
報告詳細ページから、現在地から発見地点までのルート表示を行えます。
システム上にコミュニティを作成することで、調査や参加者の管理などを簡単に行うことが可能です。
すべての報告は対象種と間違いないか検証された後に公開されます。検証はユーザによる投票形式で行われ、賛成票が反対票より多い場合のみ検証済みとなります。
その他、検証済みとなった報告の非公開や削除なども可能です。
たくさんの調査報告を行ったユーザはランキングに掲載される他、個別にバッヂが付与されます。
システムの利用方法について詳しく知りたい場合は下の「利用マニュアルを見る」から確認してください。現在マニュアルは開発中のため、全ての機能を説明するものではありません。